"ほっこり"というのは、疲れてぼーっとしているとき、また、退屈なときに使う京ことば。京の味や職人さんのことなど、ひそやかに残る古きよき京の静かな暮らしを綴った随筆集。 |
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“しまつ”とは京言葉で後始末、ものの生命を大事にすること。本物の味、ものを粗末にせず、使い切る心。京文化が育んだその心根を衣・食・住に活かした“質素にして贅沢な暮らし方”のすすめ。 |
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古きよき京都。そこには暮らす人の知恵と温もりに満ちた家庭料理がある。京都に生きる人々の日々の暮らしの彩りを「おばんざい」に寄せて滋味豊かに綴ったエッセイ集。昭和41年中外書房刊「おばんざい」を改題し再刊。 |